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神経を取る治療って? その全貌とその後について解説

2025年04月10日

今回は、歯の保存治療として注目される神経除去(根管治療)について詳しくご紹介いたします。現代の歯科医療では、虫歯や外傷による歯の深刻なダメージから、できるだけ歯を抜かずに保存する方法が進化しており、当サイトでも解説している通り、神経取る治療はその代表的な治療法と言えます。

神経取る治療とは?

歯の内部には、血管や神経が通る歯髄が存在し、栄養供給や感覚伝達の重要な役割を果たしています。しかし虫歯が進行した場合、細菌が侵入し歯髄に炎症や感染が発生します。このまま放置すると激しい痛みや膿瘍、さらには顎や顔への影響が懸念されます。神経取る治療、すなわち根管治療は、感染した歯髄を完全に除去し、内部を清掃・消毒することで、歯自体の保存を可能にする手法です。当院では、迅速かつ正確な治療を実現するために最新の医療技術と設備を導入し、患者様への負担を最小限に抑えることを目指しています。

治療の流れと最新技術

治療はまず局所麻酔を使用し、患者様に安心して治療を受けていただけるよう徹底したケアから始まります。虫歯により軟化した歯質の除去をしつつどの程度の深さまで汚染されているか慎重に進めて行きます。虫歯が神経に到達していればその場で歯髄を除去(抜髄)。その後専用の器具を用いて根管内部を細部にわたって清掃・消毒します。当院は、従来の治療方法に加え、最新の顕微鏡やルーペを導入することで、見逃しがちな微小な部分まで確認・処理が可能となりました。処置後は、根管充填材(ゴム状の材料)を根管内に緊密に充填して再感染のリスクを防止します。

神経取る治療のメリットと安全性

抜歯に比べて神経取る治療は、元の歯を維持できるため、噛む力や歯並びなどの機能面・審美面で大きなメリットがあります。当院では、患者様一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイドの治療計画が立てられ、徹底した説明とカウンセリングが行われています。治療自体は、痛みをほぼ感じない麻酔技術の活用により、安心して受けられると多くの患者様から高い評価を得ています。また、治療後のアフターケアや定期検診も重視されており、「治療が完了した後も健康な状態を維持するためのサポート体制」が整っています。

治療後のケアと長期的な管理

神経取る治療後、すぐに安心して生活できる程度の快適さが得られる場合もありますが、数日間は軽い違和感や一時的な痛みが残ることもあります。これも自然な回復過程の一部であり、無理せずゆっくりと経過を観察することが大切です。治療後の定期検診では、再感染の兆候や根管内の充填材の状態をチェックし、早期に問題があれば迅速な対応を行います。日常の歯のケアや生活習慣の改善も、長期的な歯の健康を保つための鍵となります。

患者様の実体験と医師からのメッセージ

実際に神経取る治療を経験された患者様からは、「痛みの原因が取り除かれ、安心して普段の生活に戻ることができた」といった喜びの声が寄せられています。また、当院では「神経取る治療は、抜歯という選択を避け、できるだけ自然な歯を残すための非常に有効な手段と考えておりますが、一度治療した歯は、元々の神経機能は失われたため、日々のケアと定期的な検診を怠らないことが重要だと考えております。

まとめ

神経取る治療は、感染や炎症により危険な状態に陥った歯を救い、機能や見た目をできるだけ維持するための先進的な保存治療です。当院では、最新技術を駆使した正確な治療と、患者様への丁寧な説明・アフターケアに力を入れており、安心して治療に臨むことができる環境が整っています。歯の痛みや違和感、または虫歯の進行が気になる方は、お気軽にご相談頂ければと思います。歯の健康は全身の健康にもつながるため、定期検診や日々のケアを欠かさず、明るく健やかな笑顔を保ち続けるための第一歩として、神経取る治療という選択肢を知っていただければ幸いです。