予防歯科のよくあるご質問|若林歯科医院

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予防歯科のよくあるご質問

目次

Q:歯磨きに関して、歯ブラシとフロスはどちらを先にするのがいいのでしょうか?

Q:歯科医院では、紙パックの中から器具を出していますが、これらの器具は使い捨てなのでしょうか?

Q:歯石取りの後に歯茎が下がった気がするのですが、歯石取りが歯に悪影響を与えることはないのでしょうか?

Q:歯石取りは医院によって、上手い下手があるのでしょうか?

Q:歯磨きの際に血が出る時はあまり磨かない方が良いのでしょうか?

Q:虫歯の進行を少しでも抑える方法はあるのでしょうか?

Q:現在、ブリッジをしているのですが、ブリッジの間の食べカスを取るにはどうしたらいいでしょうか?

Q:むし歯の原因となる菌は、歯磨き粉で殺菌されるのでしょうか?

Q:歯を磨くと眠くなると感じるのはどうしてでしょうか?

Q:歯磨きに関して、歯ブラシとフロスはどちらを先にするのがいいのでしょうか?

結論から言いますと、どちらが先でも問題ありません。その理由は、歯ブラシとフロスとでは、「清掃出来る場所が異なる」ためです。

歯ブラシで清掃出来る場所は、「噛む溝」「歯と歯茎の境目」「歯の表面と裏面」になります。それに対して、フロスで清掃出来る場所は、「歯と歯の間」「一番後ろの歯の後面」です。

そのため、どちらから始めても問題ないということになります。

Q:歯科医院では、紙パックの中から器具を出していますが、これらの器具は使い捨てなのでしょうか?

歯科医院において患者さんに使用する器具は、使い捨ての物とそうでない物(滅菌して使用)があります。

治療する時に使用するグローブとマスク、うがいの時に使用する紙コップは使い捨てとなります。

消毒や滅菌して再利用することはありません。

そして、治療で使用する金属製の器具類(ミラー、ピンセットなど)は、一人一人患者さん毎に洗って滅菌パックに入れ、高圧蒸気滅菌器で滅菌してから使用しますので、使い捨てではありません。

当院の滅菌と院内感染対策に関してはこちらをご覧頂ければと思います。

Q:歯石取りの後に、歯茎が下がった気がするのですが、歯石取りが歯に悪影響を与えることはないのでしょうか?

歯石を除去して歯茎が下がった理由は、腫れていた歯茎が引き締まったからです。

なぜ歯茎が引き締まったかというと、歯の表面にこびり付いていた歯石がなくなったからです。

歯石取りが歯に悪影響を与えることはありません。

この時点で、すでに歯周病になっていたということです。歯周病は気付かない間に骨が溶けてしまう病気です。骨が溶ける前に、正しい処置を施す事が大切ですね。

歯周病に関する詳細は、当院の歯周病治療ページをご参照ください。

Q:歯石取りは医院によって、上手い下手があるのでしょうか?

歯科医院において歯石除去作業が行えるのは、歯科医師と歯科衛生士だけです。

歯科医師は、歯科医師にしか出来ない歯科治療をメインで行うため、歯石除去作業は歯科衛生士が行います。

歯科衛生士免許は国家資格です。しかし、免許を取得してもすぐに出来るようになるわけではありませんので、当然、施術者によって技術や経験値の差はあると思って良いと思います。

これは歯科に限った事ではなく、差が出るのはどんな職種でも同じだと思います。

気になるようでしたら、通われてるクリニックの歯科衛生士に「経験どの位ですか?」と聞いてみるのも良いかもしれませんね。

Q:歯磨きの際に血が出る時はあまり磨かない方が良いのでしょうか?

お口の中が健康な人は歯ブラシした時に出血することはありません。もちろん自然出血もありません。

例えば、入浴時に身体を洗って皮膚から血が出たら健康ではありませんよね。お口の中も身体の一部ですので、血が出るということは病気と言えます。

どこから血が出るかというと歯と歯茎の境目の歯周ポケットです。

健康な人でも歯と歯茎のには1-2mmの溝があります。その溝に汚れが溜まっても歯ブラシで清掃すれば汚れは落ちますが、ポケットが深くなってくると汚れを取り除けません。

その状態が続くと、歯肉の炎症を引き起こし出血するというわけです。

そのため、歯磨きで出血した場合は、歯科を受診して頂いた方が良いと思います。

LINE治療相談

Q:虫歯の進行を少しでも抑える方法はあるのでしょうか?

虫歯ができやすい箇所は、若年者においては「歯の噛む面」と「歯と歯の間」です。

年齢を重ねていくと、歯肉が下がってきて弱い面が露出し、「歯と歯茎の境目の歯の表面」もとても虫歯になりやすいと言えます。

少しでも虫歯の進行を遅らせるには、まず砂糖を含む食べ物を極力控えることです。

そして、食後の歯ブラシ、寝る前は一番念入りに歯ブラシ、デンタルフロス、必要に応じて歯間ブラシを併用して、お口の中の歯垢を可及的に除去することです。リステリンなどのうがいも効果あります。

エナメル質内の虫歯であれば進行しないことも多いので、歯科医に相談して虫歯の状態は把握しておいた方が良いと思います。

象牙質に虫歯が進行すると染みる症状が出てくるので、なるべく早く対処した方が良いと思います。早期発見・早期治療が大切ですね。

Q:現在、ブリッジをしているのですが、ブリッジの間の食べカスを取るにはどうしたらいいでしょうか?

ブリッジを装着すると、全ての歯を連結するので、歯と歯の間を掃除するデンタルフロスが使えなくなります。

そのため、「歯間ブラシ」という清掃器具を使用することになります。

「歯間ブラシ」を使って、歯の側面、頬側もしくは舌側から挿入して汚れを除去します。

また、歯根の無いブリッジのダミーの部分と歯茎に接してる箇所の清掃は、「スーパーフロス」という清掃器具を用いて掃除すると、より清潔に保つことが出来ます。

Q:むし歯の原因となる菌は、歯磨き粉で殺菌されるのでしょうか?

虫歯の原因菌は、「ストレプトコッカスミュータンス」という細菌です。

残念ながら、このミュータンス菌だけを殺菌する歯磨き粉はありません。

ただし、補助的ではありますが、歯科医院などで販売している「コンクール(グルコン酸クロルヘキシジン)」という洗口剤は、効能に「虫歯予防」と記載あるので効果が期待出来るかもしれません。

もちろん、コンクールでのうがいだけではなく、正しい歯ブラシによる清掃、歯と歯の間の清掃(デンタルフロス、歯間ブラシ)が必須です。

コンクールはあくまでも補助的とお考えいただけたらと思います。

Q:歯を磨くと眠くなると感じるのはどうしてでしょうか?

歯を磨くと眠くなる人は、歯ブラシをすることによって、口の中の汚れが取れて安心して副交感神経が優位になるからではないでしょうか?

一般的に交感神経が優位になっている時は眠くなることはないと思います。

緊張している時は目が冴えると思います。

高速道路で飛ばしたり、サウナ入っている時に眠くなる人はいないと思います。そういう時はアドレナリンもガンガン出ていますからね。

歯磨きで眠くなるのは良いことだと思います。夜のブラッシングで一日が無事に終わって安心するからという事もあるのかもしれませんね。

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