目次
Q:ホワイトニングの効果はどのくらいの期間持続するのでしょうか?
Q:オフィスホワイトニングは安全でしょうか?また、どのくらいの期間で白くなりますか?
Q:神経が残っていない歯でも白くすることが出来るのでしょうか?
Q:オフィスホワイトニングとホームホワイトニングは併用した方がいいの?
Q:オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの効果の違いは?
Q:ホワイトニングの効果はどのくらいの期間持続するのでしょうか?
まず、ホワイトニングには「ホームホワイトニング」と「オフィスホワイトニング」の2種類があります。
「ホームホワイトニング」は、作製したマウストレーにホワイトニング薬材を入れてご自分で行うホワイトニング方法です。
効果は個人差ありますが、半年から一年程度と言われております。
14日間続けるのが通常ですが、自分で行うので怠ると当然効果はありません。
対して「オフィスホワイトニング」は、クリニックで歯科医師、歯科衛生士が行いますので、来院してお口を開けていれば済むので気軽と言えますね。
こちらも効果は個人差ありますが、3ヶ月から半年程度と言われております。
一回の来院で済むので自宅で行うのが面倒と思われる方にオススメです。
さらに白くしたい場合は、続けて来院されて再度施術するのも良いと思います。
また、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングとを併用して行うのも良いと思います。
白い歯を保つために定期的にクリーニングをするのも効果的と言えます。
ホワイトニングに関して詳しくお知りになりたい方は、当院のホワイトニングページをご参照ください。
Q:オフィスホワイトニングは安全でしょうか?また、どのくらいの期間で白くなりますか?
当院で使用しているオフィスホワイトニングシステムの「ティオンオフィス」は、日本できちんと認可を受けている材料ですので安全性に問題はありません。
ただ、妊娠中の方や気管支炎の方、喘息の方などは禁忌となりますのご注意ください。
また、白くなる期間ですが、基本オフィスホワイトニングは一回完結ですので、一回終わった時点で満足頂けたら終了となります。
もっと白くしたいという事でしたら、繰り返しホワイトニングを行うことになります。
ホワイトニングに関して詳しくお知りになりたい方は、当院のホワイトニングページをご参照ください。
Q:神経が残っていない歯でも白くすることが出来るのでしょうか?
神経が残っていない歯(失活歯)は、オフィスホワイトニング法では白くすることが出来ないため、ウォーキングブリーチ法が適応となります。
ウォーキングブリーチ法では、まずは根管治療を行い、虫歯の処置を終わらせます。
次に、歯の裏側部分に穴を開けてやや深くまでアクセスします。
使用する薬剤は、過酸化水素水と過ホウサンナトリウムを混合した薬剤を歯の裏側の穴を開けた部位に詰め込み、薬剤が漏れないようしっかりと蓋をして一週間反応させます。
この作業を何回か繰り返してお好みの歯の色になったところで、裏側の穴に最終的な詰め物をして終了となります。
ただ時間の経過と共に色は元に戻ってくるので、気になりだしたら再度同じ施術をします。
これが神経の無い歯を白くする方法です。
神経のない歯を白くしたいとお考えの方は、お気軽に当院までご相談ください。
Q:オフィスホワイトニング時に痛みはないのでしょうか?
当院において、オフィスホワイトニング時に痛みや違和感を訴える方はほとんどおりません。
現在当院で使用しているティオンオフィスホワイトニングシステムで使用する薬剤は、比較的強い方の部類に入りますが、施術中に痛みや違和感はほぼ無いと言って良いでしょう。
稀に過敏症状が出る場合もありますが、すぐに治まることが多いため心配いらないと思います。
ホワイトニングに関して詳しくお知りになりたい方は、当院のホワイトニングページをご参照ください。
Q:ホワイトニングは歯周病があっても出来るのでしょうか?
歯周病に罹患している状態でのホワイトニングは好ましくないと言えます。
歯周病があると、ホワイトニング施術時に歯肉からの出血があるのでホワイトニング薬剤の効果が半減してしまう恐れがあります。
そのため、ホワイトニング前に歯周病はしっかり治しておいた方が良いでしょう。
また、歯周病で歯茎が腫れている場合は歯周病が治ると歯肉が引き締まり、歯肉の位置が変わるのでより多くの部分の歯をホワイトニングで白くする事が出来ます。
歯周病は痛みがないため放置してしまいがちですが、歯を失うケースの実に60%が歯周病によるものです。
Q:オフィスホワイトニングとホームホワイトニングは併用した方がいいの?
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのどちらも単体でホワイトニング効果は期待出来ます。
オフィスホワイトニングはクリニックで基本一回の施術となり煩わしさは全くありません。
診療ユニットで寝ている間に終わってしまいます。忙しい方に向いている方法と言えるでしょう。
ホームホワイトニングは自宅でご自分で施術していただく方法です。
ご自身の都合の良いときにやっていただければ良いのですが、一日では終わらないので繰り返す根気が必要です。
より白い歯をご希望される場合は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングとを併用していただくとさらなるホワイトニング効果が期待出来ると思います。
ホワイトニングに関して詳しくお知りになりたい方は、当院のホワイトニングページをご参照ください。
Q:オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの効果の違いは?
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの大きな違いの一つとして、オフィスホワイトニングは来院時に一回で完結します。
オフィスホワイトニングは、歯肉に薬剤が付かないように歯肉保護をして、ある程度強めの薬剤を歯に塗布して光照射をします。
照射時間は一回五分です。これを三回繰り返し、基本一回で完結します。
もっと白くしたい場合は一週間後以降に再来院して頂き、再度同じ事を繰り返します。
また、オフィスホワイトニング中は居眠りしていても構わないので患者さんは楽だと思います。
オフィスホワイトニングに対し、ホームホワイトニングは、歯科医院にてまずは上下の歯型を取ります。
初回はこれで終わりです。
術者サイドでマウストレーを上下で作製して、患者さんにマウストレーとホームホワイトニングキットを納品して、自宅でホワイトニングを御自身で行って頂きます。
その後、マウストレーに弱めの薬剤を入れて口腔内の装着します。
一回約120分位が目安です。これを14日間繰り返します。毎日でも数日開けても構いません。
弱めの薬剤なので少しづつ白くしていくイメージです。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのどちらもホワイトニング効果は期待出来ます。
ご自分にあった方法をチョイス、または両方併用してもより高いホワイトニング効果は得られると思います。
ホワイトニングに関して詳しくお知りになりたい方は、当院のホワイトニングページをご参照ください。
Q:ホワイトニングできる歯なのか相談してから、治療するかを決めることはできますか?
はい、もちろんご相談ご検討の上で決めて頂いて問題ありません。
ホワイトニング出来る歯は、神経を取っていない生活歯が対象になります。
部位は光照射が届く上下顎の第一小臼歯までです。
セラミックなどの被せ物が入っている歯は適応外となります。
また、セラミックを被せてない神経を取ってある歯(失活歯)も適応外となります。
後者を白くしたいとう方には、「ウォーキングブリーチ法」をお勧めしております。
歯の裏側に穴を開けて薬剤を詰めて歯を白くする方法です。
神経を取ってからかなり時間が経過している場合は、歯質が弱くなっている事も多いので、「オールセラミック」などの被せ物で対処した方が良い場合もあります。
オールセラミックに関しての詳細は、当院の審美治療ページをご参照ください。
Q:矯正治療中でもホワイトニングは可能なのでしょうか?
矯正治療中のホワイトニングに関してですが、出来る場合と出来ない場合があります。
まず、ホワイトニングが出来る場合ですが、「舌側矯正」治療を行なっている場合は、オフィスホワイトニングが適応となり、クリニックでの施術となります。
ワイヤーやブラケットを使用しない「マウスピース矯正」の場合は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方が適応となります。ホームホワイトニングはご自宅で14日間掛けて行う方法です。時間は掛かりますが、一回で行うオフィスホワイトニングと比べて、後戻りし難いという利点もあります。
ホワイトニングが出来ない場合ですが、歯の表面にブラケットを装着して、「ワイヤー矯正」治療をしているケースです。ホワイトニングの薬剤が歯に浸透しないため、ホワイトニングはブラケットが外れてからということになります。
上記のように、ケースバイケースとなりますので、ご不明点ありましたらご相談頂けたらと思います。
Q:歯並びが悪くても、ホワイトニングは可能なのでしょうか?
歯並びが良い、悪いに関係無く、オフィスホワイトニング/ホームホワイトニングの両方が可能です。
この質問は結構多く頂くのですが、心配いりません。
「歯並びが悪いとホワイトニングの薬剤が歯に浸透しないのでは?」「ライトの照射がちゃんと届かないのでは?」と不安を持たれるかもしれませんが、心配御無用です。
ホワイトニングで白い歯を手に入れましょう。
Q:妊娠中/授乳中でもホワイトニングは可能なのでしょうか?
ホワイトニングは、「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」に分類されますが、妊娠中や授乳中は、両方ともに控えた方が良いと思います。
オフィスホワイトニングにおいては、主に「過酸化水素」という薬剤が使用されます。ホワイトニング薬剤の注意書きにも記載されていますので、控えた方が無難です。
ホームホワイトニングにおいては、主に「過酸化尿素」という薬剤が使用されますが、施術時に分解されて過酸化水素を発生するので、オフィスホワイトニング同様、控えた方が無難と言えます。
では、妊娠中や授乳中、歯を白く保つにはどうしたら良いでしょうか。例えば市販品のホワイトニング歯磨き粉を使用する。これには過酸化尿素は入っていませんので、漂白の効果はありませんが、安心して使用出来ます。歯の表面の着色は抑えることが出来ます。
また、歯科医院でのクリーニングも有効だと思います。市販されていない専用のペーストで歯面を磨くことによって、自分では落とし難い箇所までツルツルピカピカにすることが出来ます。
Q:ホワイトニングをして歯にダメージはないのでしょうか?
ホワイトニングをする時に用いられる薬剤は、「過酸化水素」もしくは「過酸化尿素」となります。
ホワイトニング先進国のアメリカに於いても、これらの薬剤に関する事故の報告は一例もないようです。
もちろん日本に於いても事故の報告はないので、心配しないで大丈夫だと思います。