ページが見つかりませんでした – 目白で歯医者をお探しの方は若林歯科医院 https://www.junwdc.jp 目白で歯医者をお探しの方はマイクロスコープ治療の若林歯科医院へ Wed, 06 Dec 2023 05:09:21 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 【12月13日(水) 臨時休診のお知らせ】 https://www.junwdc.jp/2023/12/06/6990/ Wed, 06 Dec 2023 05:07:50 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=6990 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 
大変ご不便をおかけいたしますが、2023年12月13日(水)は、臨時休診とさせていただきます。
 
甚だ勝手ではございますが何卒ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。

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【年末年始の休診日のお知らせ】 https://www.junwdc.jp/2023/10/27/6431/ Fri, 27 Oct 2023 01:11:17 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=6431 本年も残すところあとわずかとなりました。

年末年始の休診日を下記の通りご案内申し上げます。

12月29日(金) 14:00まで診療
12月30日(土)~1月5日(金) 休診

年始は1月6日(土)より診療いたします。

甚だ勝手ではございますが何卒ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。

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【2024年の卓上カレンダーが出来ました】 https://www.junwdc.jp/2023/09/14/6959/ Thu, 14 Sep 2023 06:34:03 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=6959 2024年の卓上カレンダーが出来上がりました!

 

毎年恒例で患者様にお配りしている卓上カレンダーです。

 

種類は三種類。お好みのものをお選びくださいませ!

 

お馴染みの歯のタイプと、ワンちゃんとウサギちゃんです。

 

どうぞお楽しみに!!

 

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【2023年 夏季休診日のお知らせ】 https://www.junwdc.jp/2023/05/24/6928/ Wed, 24 May 2023 06:35:20 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=6928  
2023年の夏季休診日を下記の通りご案内申し上げます。
 
8月10日(木)~8月17日(木) 夏季休診日
 
8月18日(金)より通常通り診療いたします。
 
甚だ勝手ではございますが、何卒ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。

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【2022年 夏季休診日のお知らせ】 https://www.junwdc.jp/2022/07/01/6179/ Fri, 01 Jul 2022 10:04:58 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=6179  
2022年の夏季休診日を下記の通りご案内申し上げます。
 
8月29日(月) 夏季休診日
8月30日(火) 夏季休診日
8月31日(水) 夏季休診日
9月1日(木) 休診日
 
9月2日(金)より通常通り診療いたします。
 
甚だ勝手ではございますが、何卒ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。

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【4月28日(木)診療/5月2日(月)休診のお知らせ】 https://www.junwdc.jp/2022/04/05/6145/ Tue, 05 Apr 2022 01:08:25 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=6145 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 
誠に勝手ながら、下記の日程で臨時診療・休診とさせていただきます。
 
4月28日(木) → 診療
5月2日(月) → 休診
 
大変ご不便をお掛けし申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

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【年末年始の休診日のお知らせ】 https://www.junwdc.jp/2021/11/08/6030/ Mon, 08 Nov 2021 00:44:03 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=6030 本年も残すところあとわずかとなりました。

年末年始の休診日を下記の通りご案内申し上げます。

12月29日(水) 10:00~14:00まで診療
12月30日(木)~1月6日(木) 休診

年始は1月7日(金)より通常通り診療いたします。

甚だ勝手ではございますが何卒ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。

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【感染予防に関する当院での取り組みと、緊急事態宣言が発令された場合について】 https://www.junwdc.jp/2021/01/06/5500/ Wed, 06 Jan 2021 05:05:46 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=5500 【 感染予防に関する当院での取り組みと、緊急事態宣言が発令された場合について 】

当院では、患者様の安全を第一に考え、「患者様一人ひとり、診療が終わる度に治療ユニットの徹底清掃を行う」「スタッフ及び、患者様の検温を徹底する」などの、日常の新型コロナウイルス感染予防対策を行っております。

当院は、元々、完全予約制のプライベート診療とさせて頂いておりますが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、患者様同士が待合室等で重ならないように、アポイントの時間の間隔をさらに空けるなど、対策を強化してまいります。

患者様におかれましては、安心して通院頂ければと思っております。

診療時間の変更などがある場合はホームページに告知しますのでご確認よろしくお願い致します。

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【感染予防に伴う当院での取り組みに関して】 https://www.junwdc.jp/2020/04/04/4759/ Sat, 04 Apr 2020 08:00:55 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=4759 【 新型コロナウイルス感染予防に伴う、当院での取り組みに関して 】
 
当院では、新型コロナウイルス感染症の予防の為、患者様一人ひとり、診療が終わる度に、治療ユニットの徹底清掃を行っております。
 
そのため、ご案内が少々遅れる事があるかもしれませんが、患者様の安全を第一に考えております。

どうかご理解頂けますよう、お願いいたします。

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【 新型コロナウイルス感染症に関して 】 https://www.junwdc.jp/2020/04/01/4750/ Wed, 01 Apr 2020 08:58:01 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=4750 【 新型コロナウイルス感染症に関して 】
 
当院では、日頃から感染防止に対して充分な対策を講じておりますが、より一層の注意を図りまして、診療に取り組んでおります。
 
ご来院の患者様におかれましては安心してお越しくださいませ。
 
尚、以下のような方はご注意ください。
 
・風邪の症状や37.5度以上の熱が数日続いている方
・全身倦怠感や呼吸困難の症状がある方
・発熱、咳、息切れの症状があり二週間以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国された方。
・新型コロナウイルス感染症の患者さんと濃厚接触があった方。
 
厚生労働省、新型コロナウイルスに関する帰国者、接触者相談センター

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白い詰め物で美しい歯を取り戻す「見た目だけではない」メリット https://www.junwdc.jp/2018/08/27/3366/ Mon, 27 Aug 2018 01:17:18 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=3366
海外移住の手引書などでは、「海外で暮らす前に、歯の治療だけは日本で済ませておくといい」と書かれていることがあります。
 
これは、日本では虫歯の基本的な治療は医療保険が適用されるため、保険がないアメリカなどの国に比べて格段に安く治療が受けられるからです。
 
ところが、ご存知の方も多いと思いますが、保険適用の虫歯治療で使う詰め物はいわゆる銀歯を使う場合が多いです。
 
銀歯は口を開けるとよく目立ってしまうので、見た目を気にして白い詰め物を入れたい、もしくは銀歯を白い詰め物に入れ替えたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
 
今回は、この白い詰め物について詳しく解説していきます。
 
 

歯の詰め物は保険と自費とで内容が大きく異なります


虫歯になってしまった歯を治療するには、虫歯の部分を削らなければいけません。
 
このときできる穴を埋める際に使われるのが歯の詰め物です。
 
詰め物として広く使われているものがプラスチック樹脂のコンポジットレジンというものです。
 
パテのように柔らかい樹脂ですが、特殊な光を当てるとすぐに固まる性質がありすぐに治療ができるので、小さな穴を詰めるのに非常に良く使われています。
 
もう少し削った部分が大きくなるとコンポジットレジンでは強度不足になってしまうため、整形した詰め物(インレー)をはめ込むことが必要になります。
 
保険診療だと詰め物はおなじみの銀歯(正式には金銀パラジウム合金)です。
 
保険診療は治療法や使える材料に制約があるため、あまり選択肢が多くありません。
 
一方、健康保険が利かない自由診療は、保険診療よりも高いレベルを追及した治療です。
 
最低限の治療を提供する保険診療に、快適さ、美しさ、耐久性などをプラスαした治療が自由診療だと考えると分かりやすいのではないでしょうか。
 

-保険診療

 
・コンポジットレジン(保険)
 
削ったその場で詰めることができます。歯の色に比較的近いですが、経年変化を起こします。
 
・銀歯(金銀パラジウム合金)
 
レジンよりも丈夫で奥歯にも使えます。菌が付きやすく、内部で虫歯が再発しやすいという問題もあります。
 

-自費診療

 
・E-maxセラミックインレー
 
セラミックインレーは、銀歯ではない白いセラミック(陶器)の詰め物です。歯の色に近づけられる上、経年変化しにくいため美しさが続きます。
 
・コンポジットレジン(自費)
 
保険診療でもコンポジットレジンは選べますが、自費になると材質が異なり、より劣化しにくく、耐久性が向上しているレジンが選べます。保険診療のものより綺麗に仕上がります。
 
 
自費診療で白い材質の詰め物を入れるメリットは見た目だけではありません。
 
銀歯は長年使っているうちに劣化し、金属アレルギーが発生する原因になるおそれがあることも指摘されています。
 
そのため、金属アレルギーを理由にメタルフリーのセラミックを選択される患者さまもいらっしゃいます。
 
また、銀歯に比べてセラミックの方が菌が付きにくいため、虫歯の再発を抑えることができると考えられているのです。
 
 

自費診療には歯医者の技術力が反映されています


治療が保険になるか、自費になるかは理解するのが難しい話だと感じるかもしれません。
 
日本では、健康保険の制度があるので病気の治療として必要なものは保険が使えるようになっています。
 
日本全国、どの歯科医院に行っても同じ費用で治療が受けられる保険診療が素晴らしい仕組みだと思われるかもしれません。
 
ですが、より高いレベルの快適さ、美しさ、そして再発予防をはかるなら、あくまで患者さんの自由意志となりますが自費治療のほうがメリットがあると言えるのではないでしょうか。
 
自費診療は治療費がより高額となっているのは、使う材料の違いや歯科医の技術がプラスされているなど、きちんとした理由があります。
 
歯科医師がこれまで蓄積してきた経験や技術が反映されているのです。
 
当院の歯科治療では、その場で質の高い治療を提供することはもちろん、治療の後も健康な口腔環境をできるだけ長く維持することまで見据えて治療しております。
 
食事が美味しく食べられる、歯を気にせず自然に笑うことができるなど、お口の健康は生活のあらゆる場面に関わってくることです。
 
そのため、当院では患者さんに治療前と変わらない気持ちで生活を送っていただけるように、セラミックなど白い詰め物・被せ物を使用して治療をしております。
 
既に銀歯を詰めている場合でも、白い詰め物にやり直すこともできます。
 
当院では、無料WEB診断も行っております。お気軽にご相談ください。
 
自費診療にもいくつかの選択肢があります。
 
自分の歯の健康にとってどの方法がベストなのか、私たち歯科医師の意見を参考にしていただきながら治療法を選ぶことが大切です。
 
 

若林歯科医院 院長 若林潤

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歯周病は何歳から?年齢に関係なく、若くても油断できないわけとは https://www.junwdc.jp/2018/08/13/3268/ Mon, 13 Aug 2018 01:39:30 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=3268
歯周病といえば、日本人が歯を失う原因の第1位に数えられている恐ろしい病気です。
 
また、罹患率も非常に高いことが知られていて誰もがかかる可能性がある(もしくは既にかかっている可能性がある)という点でも非常に恐ろしいものがあります。
 
そこで、多くの人が気になるのが「歯周病は何歳からなるものなのか?」ということではないでしょうか。
 
結論から述べれば、歯周病の傾向は年齢と共に変化しますが、たとえ10代であってもかかる可能性が考えられます。
 
今回は、その傾向と対策について解説します。
 
 

歯周病は年齢に関係なく「要注意」


歯周病といってもいろいろな病型があり、「歯肉炎」「歯周炎」の総称が歯周病と呼ばれています。
 
「歯肉炎」は歯周病の前段階で、歯茎に炎症が見られるようになった状態です。歯を支えている骨の部分(歯槽骨)までは破壊されていない状態ですが、歯ぐきが腫れたり、歯磨き時に出血したりする場合に気がつくことがあります。
 
「歯周炎」はもう少し症状が進行した状態で、歯ぐきの炎症がひどくなり、歯を支えている骨の部分(歯槽骨)まで破壊されている状態となります。
 
通常、歯周ポケットの深さは2mm前後ですが、歯周組織の破壊が大きくなるとポケットの深さも5、6mmと深くなっていきます。
 
次第に歯ぐきも後退し、末期になると12mmを超えることもあり、こうなってしまうと保存不可能になります。
 
それでは、「歯肉炎」や「歯周炎」が増え始める年齢はいったいいつごろからなのでしょうか。
 
ドラッグストアなどで売られている歯周炎対策グッズがメインターゲットにしているのは40代以降の中高年のようです。
 
これは歯ぐきの痩せや歯肉の色の変化といった“歯ぐきの衰え”を40代以降になると多くの人が実感し始めるからかもしれません。
 
しかし、実際に調べてみると実はもっと若いうちから「歯肉炎」や「歯周炎」が始まっている実態が見えてきます。
 
例えば、厚生労働省が行っている調査では、歯周ポケットがあって歯肉炎や歯周炎の症状がある人の割合が、25-34歳でもおよそ20%見られました。
 
症状がある人の割合は年齢が高くなるほど多くなり、65歳以降になると半数以上にもなります。
 
また、2005年と2011年のデータを比較してみると、ほとんどの年代で歯周病は減少している傾向がありますが、15-24歳の一番若い世代では反対に増加しています。
 
このように、歯周病は若くても決して油断することができない病気なのです。
 
 

年齢にかかわらず歯周病の症状に気がつくことが大切


歯周病はよく「無自覚のまま進行する」と言われます。
 
歯周病に関連する自覚症状を感じている人は決して少なくありません。
 
具体的には、下記1~4の症状が歯周病の前段階である「歯肉炎」でよく見られる症状です。
 
1)歯ブラシ時に歯茎から出血がある
 
2)唾液が出にくく、歯垢がつきやすい
 
3)口臭が気になる
 
4)歯茎が赤く腫れている
 
さらに症状が進み「歯周病」となると、上記の歯肉炎の症状の他に、
 
5)歯の動揺(グラグラする)があり、噛みにくい
 
6)歯が長くなったような気がする(歯茎が下がる)
 
7)歯と歯の間によく食べ物が詰まる
 
8)起床時に口の中がネバネバする
 
上記5~8のような症状が見られるようになります。
 
歯周病は遺伝や免疫機能、さらにストレスや喫煙といった要因も影響を与えているため、若くても危険因子が重なっていたり、体調の悪化とともに急激に進行してしまうこともあります。
 
とくに、喫煙の習慣や歯ぎしりの癖がある人、親がひどい歯周病だという人は悪化しやすい傾向があるためより注意するようにしてください。
 
もちろん、これだけで歯周病と判断しにくい場合もありますが、万が一歯周病だった場合、初期の歯肉炎の症状を見逃してしまうと重度の歯周炎に進行してしまう恐れもあります。
 
早めに歯科医院に相談して歯周病の検査や治療を始めることをおすすめします。
 
実際に、当院には20代、30代の歯周病患者さんも来院されています。歯周病治療ページでは症例を掲載していますので、ご覧いただければよりイメージがつきやすいかもしれません。
 
上記ページで紹介している自覚症状や、症例と見比べてみて心当たりがあるようならば、悪化する前にぜひご相談ください。
 
 

歯周病予防は若いうちから注意深く


近年さまざまな研究から歯周病は歯を失う原因となるだけではなく、全身の生活習慣病にも悪影響があることが明らかになってきました。
 
代表的なものでは「糖尿病」や「心筋梗塞」は歯周病があるとかかる可能性が高くなるということが報告されています。
 
逆の見方をすれば、歯周病の予防ができれば、こうした生活習慣病のリスクもある程度下げることにつながります。
 
加えて、歯周病は日本人が歯を失う原因の第1位なのですから、それを予防することはいつまでも元気で過ごすために必要なことだといっても過言ではありません。
 
歯周病の対策は、なによりもまず歯や歯肉の周りにたまった歯垢(プラーク)や歯石を徹底的に取り除くことです。
 
これは日常の歯磨きの仕方がカギを握っています。
 
ところが、すでに沈着してしまっている歯石や、歯周ポケットにたまっている汚れは歯ブラシだけでは取り除くことができません。これを取り除くためには、歯科医院でクリーニングを受ける必要があります。
 
生活習慣病は、すでに年齢に関係なくその危険性が指摘されています。
 
同様に歯周病についても若いからといって油断せず、普段から予防に努めていくべきです。
 
当院では歯周病の治療をした上で、その後も長期的に良い状態を維持できるような診療システムを構築しています。
 
歯肉炎や歯周炎の症状に気がついたときはもちろん、将来にわたって予防をしようと考えている方もぜひ当院にご相談いただければと思います。
 

若林歯科医院 院長 若林潤

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歯医者で行うPMTCって?ますます重要になる「予防歯科」を解説 https://www.junwdc.jp/2018/08/06/3260/ Mon, 06 Aug 2018 01:38:20 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=3260
歯というものは食べ物を美味しく食べることに必要不可欠なものですから、できれば一生自分の歯で物が噛める状態が持続できるように大切に扱いたいものです。
 
ただ、毎日手を抜かずに正しい方法で歯を磨くことはそんなに簡単なことではありません。
 
歯科医師としての経験から言えば、自分の力だけで磨き残しなくきれいにケアできている方はほんのわずかしかいないという印象です。
 
そこでカギになるのは「予防歯科」。
 
なかでも「PMTC(ピーエムティーシー)」と呼ばれる処理をすることで、歯の健康リスクを大きく抑えることができるのです。
 
 

歯を守る“セルフケア”と“プロフェッショナルケア”


「予防歯科」とは、噛めないとか痛いといった治療が必要な状態にならないように、お口の中の清潔な状態を維持して細菌を減らすものです。
 
歯医者といえば、むし歯や歯周病になってから治療を受けに行くものだという印象が強いかもしれませんが、「予防歯科」はそもそも病気にならないようにするのが目的なので、とくに病気ではなくても定期的に通うという点でこれまでのイメージとはまったく異なるかもしれません。
 
なぜ、「予防歯科」が必要なのでしょうか?
 
「歯を磨く」ということは、通常、自分自身で磨くことを言います。
 
全国的な調査でも、ほとんどの人は1日に2~3回は歯磨きをしているようで、“セルフケア”の意識は高まっているように感じます。
 
しかし、この“セルフケア”だけでむし歯や歯周病といった病気を完全に防ぐことは簡単なことではありません。
 
とくに歯周病に罹患している人は、歯周ポケットがあるため自分で歯肉についた汚れを落とすことができない場合があります。
 
歯周病はこうした磨き残しの汚れからどんどん進行しますから、隙間にあるわずかな汚れも後々影響が大きくなってしまうことがあるのです。
 
そこで、歯科医師や歯科衛生士によって患者さん自身が上手く磨けない場所を清掃する“プロフェッショナルケア”が歯や歯肉の健康維持に一役買うというわけです。
 
この“プロフェッショナルケア”には、清掃、定期検診、磨き方の指導が含まれていて、デンタルケアに必要な要素がひとつのパッケージセットになっています。
 
 
ここまでの話をまとめると、
 

(1)患者さん自身による毎日の“セルフケア”

 
毎日ブラッシングを丁寧に行って、お口の中を清潔に保つ。
 
 

(2)歯科医師や歯科衛生士が定期的に行う“プロフェッショナルケア”

 
3ヶ月~半年に一度、我々プロフェッショナルが歯ブラシでは取りきれない汚れを清掃し、お口の中の清潔を保つ。むし歯や歯周病の発生がないかを検査する。
 
 
この2つを同時に進めていくことで歯を一生涯守る上でとても有効だということです。
 
プロフェッショナルケアはセルフケアが適切かどうかを確認して補完する役割もあります。
 
このように考えてみると、歯科医院にこそ定期的に診てもらう“かかりつけ医”が必要なのかもしれません。
 
 

歯を守るPMTCとは?


予防歯科の中でも中核をなすのがPMTCです。
 
簡単に説明すると「歯科医師や歯科衛生士が専門的な機器や材料を使って歯や歯肉を清掃する方法」のことをプロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングといい、PMTCはその頭文字をとった呼び方です。
 
歯に付着する歯垢(プラーク)や汚れは歯ブラシで取り除くのが基本ですが、これだけでは十分取れない場合があります。
 
このような磨き残しを私たちプロフェッショナルが歯面をこするように磨くことで歯石や歯周ポケット内の汚れも取り除きます。
 

-PMTCの大まかな流れ

 
1)むし歯・歯周病の治療
 
まずは検査をするので、むし歯や歯周病が見つかった場合には治療をしっかり受けましょう。治療の終わりがメンテナンスのスタート地点です。
 
2)ブラッシング指導
 
むし歯・歯周病になりやすいところを教えたり、効果的なブラッシングの方法を指導したりします。
 
3)クリーニング
 
歯の表面や歯と歯の間、歯周ポケットの部分を回転ブラシなどの道具を使って磨き上げます。
 
4)フッ素塗布
 
むし歯を予防する効果があるフッ素を歯の表面に塗り歯を強くします。
 
 
このような方法で歯面の汚れを取り除くと、新たな歯垢(プラーク)が付着する基地がなくなり、新たなむし歯や歯周病を抑える効果も期待できます。
 
ただ、やはり食べ続ける限りメンテナンスに終わりはなく、ご家庭でのセルフケアを続けてもらうと共に、PMTCは年に2~4回を目安にしてずっと継続していくことがとても大切です。
 
 

「予防歯科」で歯を一生ものに


毎日のケアをきちんとして、さらに定期的にPMTCを受けていればむし歯や歯周病に罹患する可能性はかなり減らすことができると考えられています。
 
病気になってから治療を始めるよりも、先手を打って病気を防ぐ方が将来的な健康にとってのメリットは大きなものがあります。
 
今後ますます予防歯科・PMTCの考え方は重要になっていくのではないでしょうか。
 
すでにむし歯・歯周病がある人でも、いまからでも遅いということはありません。
 
予防歯科を上手に活用して健康な歯で一生涯過ごせるようにメンテナンスをしていって欲しいと思います。
 
当院でも、処置の質にこだわり、保険ではできない部分まで徹底的にPMTCを施しています。
 
詳しくは当院の定期検診ページも合わせてご覧ください。
 
予防歯科に取り組みたいという方はぜひご相談ください。大切な歯を守りたいというご要望にこたえて、しっかりサポートいたします。
 
 

若林歯科医院 院長 若林潤

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種類によってこんなに違う!歯の詰め物について https://www.junwdc.jp/2018/07/23/3221/ Mon, 23 Jul 2018 01:38:36 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=3221
むし歯が進行すると歯の表面に穴が開いてしまうので、むし歯に侵された部分を削って修復材を詰める治療が必要です。
 
それほど大きくない穴であれば、「コンポジットレジン」という樹脂で対応することが一般的です。
 
もう少しむし歯が大きくなると、削る部分が大きく深くなるので、コンポジットレジンでは対応できないことが多くなってきます。
 
その場合に、歯に詰め物(インレー)を詰める治療法を「インレー修復」と言います。
 
むし歯の部分を削った後に歯の型を取り、それを元に歯科技工士が作製するのが一般的ですが、修復材の材料には、金属製のものからセラミック製のものまでいろいろな素材が使われています。
 
それぞれの特徴を比べてみましょう。
 
 

保険診療で使える詰め物は“銀歯”


保険適応の詰め物は、もっぱら銀色をした「金銀パラジウム合金」です。
 
これは一般的には“銀歯”と呼ばれているもので、主に奥歯の詰め物として広く使われています。
 
強度が高く強い力がかかる場所にも使うことができますが、歯の色が銀色になるので見た目には非常に目立ちます。
 
また、金銀パラジウム合金は経年劣化しやすいことが問題視されることもあるようです。
 
次第に酸化されて歯茎が黒ずんだり、金属アレルギーを持っている方では稀に金属アレルギーを引き起こしてしまう可能性もあります。
 
 

自費診療で使える詰め物

 
保険適応外にまで目を向けると、全額自己負担にはなりますが、もっと選択肢が広がります。
 
具体的にはゴールドインレー、セラミックインレーなどの種類が選べ、それぞれ保険診療にはない特徴的な特性を持っています。
 
 

-ゴールドインレー


ゴールドインレーは文字通り金の合金で作られた詰め物で、“金歯”と呼ばれることもあります。
 
金銀パラジウム合金と同じように金属色をしているので、目立つことには変わりありませんが、金の特性として経年変化の影響をほとんど受けず、人体にとって優しい金属だと言えます。
 
また、金はほどよく柔らかい金属であるため歯との接着が良く、数ある詰め物の中でも二次的な虫歯になるリスクが低いとされています。
 
 

-セラミックインレー

 
セラミックインレーは、セラミック(陶器)を使った詰め物で、歯に非常に近い色を再現することができるのが特徴です。
 
また、詰め物の材料として金属を使っていないので、金属アレルギーの心配がありません。
 
セラミックにもいろいろな種類があり、当院で使用頻度が高いのはE-maxセラミックインレーとハイブリッドインレーです。
 
実際の症例を紹介しておりますので、当院の審美治療ページもあわせてご覧いただくと素材のイメージが掴みやすいと思います。
 
 

-E-maxセラミックインレー


セラミック素材の中でも透明度が高く、色艶があり、審美性に優れている素材です。
 
セラミックは経年変化による色の劣化がほとんどないという点でも優れています。
 
E-maxの強度はジルコニアよりはやや劣りますが、ジルコニア単体でインレーを作ると、硬すぎてしまうという欠点があります。
 
そのため、当院ではセラミックのインレーでは、E-maxをおすすめしています。
 
 

-ハイブリッドインレー

 
ハイブリッドインレーは、セラミックの粒子とレジン(プラスチック)を混ぜたもので作られた詰め物で、コンポジットレジンの延長線上のため、吸水して経年劣化があるのが欠点です。
 
色調もEmaxインレー程の審美回復は出来ません。
 
 

定期検診で二次的なむし歯を防ぎましょう


保険診療でできる治療よりも自由診療でできる治療のほうが審美性や耐久性では優れた点もありますが、その反面、自由診療の治療費は高額になってしまいます。
 
そのため、どの方法が一番優れているということを一概に決めることはできません。
 
また、むし歯の大きさや噛み合わせの強さなどの条件によっては使用できない素材もあります。
 
治療を選択する上でもっとも大切なのは患者さんのニーズに合致しているかということなのです。
 
インレー修復では、なにを選ぶかということもさることながら、修復した歯に再びむし歯を作らないということも忘れることができない視点です。
 
一般的に、インレー修復した場所で二次むし歯が生じると、詰め物でふたをされているので深く進行するまで気がつきにくい傾向があります。
 
場合によっては、むし歯が歯髄に到達して神経を抜いたり、最終的には抜歯せざるを得なくなったりすることがあるかもしれません。
 
再発させないためには、治療が終わった後も歯のケアを徹底することが欠かせません。
 
セルフケアはもちろんのこと、定期的に検診やプロケアを受けることをおすすめします。
 
当院では、自費診療に特化したメタルフリー治療に取り組み、その後の管理にも力を入れています。
 
むし歯治療や銀歯を白くしたいといったご相談をお待ちしております。
 
 

若林歯科医院 院長 若林潤

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歯科治療のブリッジとはどんな治療法かご存知ですか? https://www.junwdc.jp/2018/07/09/3209/ Mon, 09 Jul 2018 01:17:09 +0000 https://www.junwdc.jp/?p=3209
日常生活の中で、歯が1本でも欠けてしまうと大変不便を感じるものです。
 
実際に歯がなくなると、前歯の場合、発音が悪くなったり顔の印象が変わってしまうこともありますし、奥歯の場合、硬いものが噛みにくくなるなど、いろいろな不都合が生まれてきます。
 
このような場合、歯科医院では失った歯を補う治療を施します。
 
失った歯の代わりとなる人工歯を入れる治療や、むし歯で損なわれた歯を補修する治療を補綴(ほてつ)治療と呼んでいますが、歯を失った場合には、「義歯(入れ歯)」「ブリッジ」「インプラント」といった方法が一般的です。
 
最近では「インプラント」がすすめられる場面が増えてきているようですが、厚生労働省の調査(平成28年歯科疾患実態調査)では、「部分入れ歯」や「インプラント」よりも「ブリッジ」を装着している人の割合が高いそうです。
 
今回は、この「ブリッジ」という歯科治療を詳しく説明することにしましょう。
 
 

ブリッジは両隣の歯で失った歯を支える方法

 
補綴治療とは人工の歯で補う治療のことを指しますが、この方法は大きく分けて取り外しができるものとできないものに分けられます。
 
具体的には、“自由に取り外しできるもの”の例が「義歯(入れ歯)」、“固定されて取り外せないもの”の例が「インプラント」です。そして、「ブリッジ」も固定されて“取り外せないもの”の一例ということになります。
 
「ブリッジ」は英語で“橋”のことを指す言葉ですが、この言葉の通り、失った歯の両隣の歯を橋げたにして、間につり橋をかけるようなイメージが一番ピッタリくる治療です。
 
土台となる両隣の歯にブリッジを接着させるのでしっかり固定され、さらに両隣の歯の感覚が残っているので、ほとんど自分の歯のような感覚でものを噛むことができます。
 
 

-ブリッジのメリット

 
・固定式なのでよく噛め、食感も得やすい
 
・インプラントに比べて1本当たりの治療費が安価
 
・外科手術が必要ないのでインプラントよりも身体への負担が少ない
 
一方、ブリッジにも欠点があります。まず、第一に、ブリッジを支える土台を作るために、両隣の健康な歯を大きく削る必要があります。
 
これまで3本で支えていた負荷を2本で支えることになるため、土台となる歯は健康でなくてはなりません。
 
一般的に、ブリッジは土台となる(削る)歯が多ければ多いほど安定しますが、健康な歯を削ることは良いことではありません。
 
 

-ブリッジのデメリット

 
・土台となる健康な歯を削る必要がある
 
・失った歯が多いと適応できない
 
・連結部分はフロスを使ったケアが出来ないので、歯間ブラシを使ったケアとなる
 
 

ブリッジの治療方法


それでは、ブリッジ治療の流れを確認してみましょう。
 
1.口の中の型を取ります。この型をもとに石膏模型を作り、作製するブリッジの設計を決めます。
 
もちろん、両隣の歯が健康であることが条件なので、歯周病でグラグラの歯では適応できません。
 
2.失った歯の両隣の歯を削り、ブリッジの橋げた(土台)を作製します。
 
土台としてファイバーもしくは金属のコアを作らなければならないときには、歯の神経を取り除く治療を行う必要があります。
 
3.ブリッジが完成したら土台に装着し、最終的な噛み合わせの調整を行います。
 
ブリッジは入れたら終わりではなく、長く快適に使うためにはメンテナンスが欠かせないので、定期検診を受けるようにしましょう。
 
ブリッジは複数の人工歯がくっついた形をしているので、歯と歯の間を清掃するフロスを通すことができません。
 
ブリッジにすると人工歯と歯茎の間には汚れが溜まりやすいので、むし歯や歯周病の心配があります。
 
ブリッジを装着して終わりではなく、定期的な検診を受けて健康な状態を維持することがとても大切です。
 
また、せっかくブリッジを入れても、土台の少ない無理なブリッジを作ってしまうと長持ちしません。
 
設計上ブリッジが困難な場合には、義歯(入れ歯)やインプラントをおすすめする場合もあります。
 
 

セラミックでブリッジを製作すれば審美性も回復


1本や2本の歯を補う場合、ブリッジの治療は健康保険を適応させることができますが、この場合樹脂(コンポジットレジン)や金属(金銀パラジウム合金)と素材が決まっていて、審美面で問題になることもあります。
 
一方、自由診療にすれば選べる素材の幅が広がり、より自然な見た目のセラミックを使うことができます。
 
セラミックは前歯のクラウンなどにも使われている素材で、まわりの歯の色に合わせて自然な色調を再現することができるものです。
 
当院では自由診療に特化し、審美面や耐久面を考慮して治療内容を提案しています。
 
詳しくは、当院の補綴治療ページをご参照ください。
 
ブリッジには健康な歯を削るという問題点もありますが、安定性が高く、噛む力も天然の歯とほとんど変わらないレベルを維持できます。
 
今回紹介した「ブリッジ」のように、歯を失ってしまってもいろいろな治療法があります。ぜひ当院までご相談いただければと思います。
 
 

若林歯科医院 院長 若林潤

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